日建設計とGRAPHISOFT SEの戦略的パートナーシップにより開発されたアドオンについて紹介します。
このアドオンはARCHICAD22からVIPツールとしてリリースされていますのでVIPserviceに加入されている方であればどなたでもご利用いただけます。
平面図の色はゾーンカテゴリで定義した色や表現の上書きで設定できますが、断面図にはゾーンを表示できないので色を着けることができずにいました。
そこで便利に使っていただきたいのが、このアドオンです。 これは、以前から提供されていた「断面図ゾーン名」の機能拡張という形で開発されました。断面図にゾーン名を配置するという機能に加え、平面図のゾーンの色を断面図にも同じ色を着けることができます。
![](https://htua.graphisoft.jp/wp-content/uploads/2020/11/e376d09cf98a8960b2053a5e0f878f56.png)
すると、このパレットが展開します。
![](https://htua.graphisoft.jp/wp-content/uploads/2020/11/3bb62b692491533ed29eaa1ec2d5b6c3.png)
パレットは3つのアイコンが並んでいます。
その真ん中にある歯車のアイコン([表示設定])をクリックして、[カテゴリカラー/塗りつぶしを表示]をアクティブにして、[ OK ]を押します。
![](https://htua.graphisoft.jp/wp-content/uploads/2020/11/8959e0a2ae331980207e4108845e0232.png)
断面図を表示して、一番左側のアイコン([断面図ゾーン名作成])をクリックします。
![](https://htua.graphisoft.jp/wp-content/uploads/2020/11/3ee14c4b19ac3a2901b58dcb9ba9fead.png)
すると断面図ツールで切断されているゾーンの形状に合わせてゾーンカテゴリの色で塗りつぶしを配置してくれます。
![](https://htua.graphisoft.jp/wp-content/uploads/2020/11/02ecca39abed8b4f13ea5e898a530c22.png)
1階(平面図)にはこのようにゾーンが配置されています。
![](https://htua.graphisoft.jp/wp-content/uploads/2020/11/e940a3aff73f65627060e44d9a7ab793.png)
2階(平面図)にはこのようにゾーンが配置されています。
![](https://htua.graphisoft.jp/wp-content/uploads/2020/11/a5f264b43ebd7d111d4562e741fd1801.png)
3Dではこのような形状でゾーンが配置されています。
![](https://htua.graphisoft.jp/wp-content/uploads/2020/11/4e34cb83cf49e4cdb5313428d6460b3a.png)
ゾーンカテゴリを色分けの分類ごとに設定することで、平面図と断面図で同じ色分けをした資料を作ることができます。
![](https://htua.graphisoft.jp/wp-content/uploads/2020/11/587967d189f34b7b4a41245f6bf53a8d.png)
資料作成の時短・省力化につながるアドオンですので是非ご活用ください。